色々なハウスメーカーを訪問しましたがカザマさんに依頼しようと決めたのは、カザマさんの建築されたお宅の施主さんが、みなさんカザマさんに絶対の信頼を寄せている様子を感じたからです。

それから半年後、家が完成し初めて壁紙が貼られた２階に上がった時なぜか従姉妹のりえちゃんが２２歳の若さでお嫁にいった時のことを思い出しました。若くて可憐で息をのむほど美しい花嫁で、決意を持って結婚式に臨んでいる姿は、小さい時から知っているりえちゃんなのに近寄り難いほど神聖で神々しくて私たちみんな感動で涙を流しました。

それと同じ感動が胸に込み上げてきたので本当に驚いてしまいました。建物に対してこんなに感動する事があるなんて、、、

家は女の神様が宿っているといいますが、大工さんが精魂込めて建てる家に住むというのは一人の女性をお嫁に迎え入れるようなものなのだと思いしりました。マリッジブルーではありませんが、完成前に月々の住宅ローン返済のことなど考えると不安な気持ちになることもありましたが、完成した家を目にした瞬間そんな不安も吹き飛びました。

棟梁が「大工が一生懸命建てた家です。かわいがって下さい」とおっしゃっていましたが「お任せください、一生大切に守ります」と勇敢な新郎のような気持ちでおります。