そとん壁のスチロゴテ仕上

静岡県東部の伊豆の国市新築平屋現場よりブログです。

やや以前の現場工事レポートとなってしまいしたが、そとん壁の仕上げ工程の様子。

色品番はおうど色に近い、落ち着いたベージュ色とも取れる「W-126」を今回は採用、仕上げ模様は「スチロゴテ仕上げ」としています。

まずはミキサーでそとん壁仕上げ材と水を配合どおりに良く練り、十分な養生期間を確保した下地材の上に約10㎜程の厚みをつけて左官コテで塗り上げます。

この日は5人の左官職人さんに来てもらい、材料を練りつくる、コテで付け塗る、スチロゴテで模様を出す、といった各パートに分かれて手際よく工事を進めます。

スチロゴテ仕上げとは、板状のプラスチック発泡スチロールでまんべんなくこすり、独特の風合いを出す手法。自然素材のもつ良さも引き出され質感も良いと思います。