窓枠を無垢造作材でつくる（伊豆市の注文住宅）

伊豆市の新築工事現場よりブログレポートです。

先日、現場へと造作材が搬入されました。主にはサッシ室内側の窓枠材となります。

材種は米栂材を採用。主張しすぎない木肌が特徴で、加工性も良く、コストパフォーマンスが高いことが挙げられます。

ピーラ（米松材）なども採用したりしますが、比較的コスト増となりますので、米栂材でも選別を重ねて加工を行い、自然系塗料を塗装し、ゆっくりと時間をかけて飴色へと味わい深く経年変化を楽しめる良品であると思います。

先日描いた枠詳細図をもとに、大工職と打ち合わせを重ね決定した材料ひとつひとつの厚み・幅・長さをリストアップし、木の表面をモルダー加工（木の表面をサラサラな手触りに削り仕上げる加工のこと）されたものがようやく現場へと搬入されます。

時間と手間がかかる工程となりますが、既製品では出せない素敵な仕上げとなります。