高さを低くおさえた腰掛け出窓（伊豆の国市の注文住宅）

伊豆の国市の新築工事現場よりブログレポートです。

リビングにある南に面する開口部を、ベンチとして腰掛けることができる出窓としました。南面道路からの１方向のみの建物アクセスとなりますので、貴重な開口部のひとつとなります。

大屋根の軒先下（平側）にもなりますので、おのずと窓高さ（内のり高さとも言う）が低くなってきますが、それでも内のり高さ１５００ｍｍ、サッシ高さ１１００mm、座面は床から４００mmと低めに設計しています。

出窓とすることで室内空間から外に向けての奥行感が生まれ、造作ソファや置き家具のダイニングチェアからの視線は、住宅密集地としての外部上方からの適度な視線の制限と、限られた開口部前の植栽スペースを介して、ゆるやかに外部とつながることと思います。